
どんな種類があるのか何を選んだらいいのか教えてほしい。
こんな悩みに答えていきます。
販売員としての業界経験が10年以上ありアパレル・シューズ・ウォッチなど様々なジャンルを取り扱ってきました。
業界経験ならではの知識をもとに発信しています。
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腕時計を購入しようと思って最初に悩むのが『 腕時計の種類 』を選ぶことです。
せっかくいい腕時計を購入するのであれば失敗はしたくありませんよね。
この記事では販売経験の豊富な僕が、購入するときに役立つ『 腕時計の種類 』の選び方を3つだけ解説します。
種類がありすぎて困っている方や知識がなく決めきれない方はぜひ参考にしてみて下さい。
腕時計の種類の選び方

腕時計の種類の選び方はこちら。
①機械式かクオーツか ( ソーラー )
②文字盤がクロノグラフか三針か ( デジタル )
③バンドがステンレスかレザーか ( ラバー )
順番に見ていきましょう。
腕時計の種類 機械式かクオーツか ( 電波ソーラー )

1番の決め手となるのが腕時計の種類が機械式かクオーツかというところです。
一般的に機械式のほとんどが30万円を超えてくる高級なものが多く、種類も豊富で多くの人が憧れていることは間違いありません。
使用する上で手巻きをおこなったり、衝撃を避けたり磁気に弱かったりと気をつけなければいけない点が多いのは少しネックですが、購入した時の幸福感と優越感は他の時計にはない感覚ですね。
クオーツになると価格が低めの設定となり購入しやすくなりますが、腕時計のステータスとしては少しランクが下がってしまいます。
時刻がズレたりすることも少ないので、『 最初の1本 』くらいのイメージで購入をおすすめします。
またソーラーにおいてはクオーツ時計よりの考え方でOKです。
有名ブランド( CASIOなど )でも30,000円前後で購入することができ、基本的に電池交換も必要ありません。
自動巻きの時計についてはこちらの記事をご覧ください。
\ 【 機械式時計の使い方と注意点 】初心者でも安心。 /
腕時計の種類 【機械式】
機械式時計はおよそ130以上ものパーツを使用して製作されています。
ヒゲゼンマイと呼ばれる髪の毛よりも細い1本のパーツが伸縮することによって動力を与え、機械式時計を動かします。
1つ1つのパーツが小さく繊細なため、磁気や衝撃や振動を与えてしまうとすぐに不具合に繋がってしまいます。生き物を扱うように時計の使い方には気を付けなくてはいけませんが、ブランドによってはその時計が大きな資産価値となる可能性もあります。
ロレックスのスポーツモデルと呼ばれるシリーズでは、モデル(カラー、年代)によって定価の倍以上の値段がつくものも多いです。
腕時計の種類 【クオーツ】
クオーツ時計のメリットは『 安価 』 『 動き続ける 』『 精度がいい 』この3点が挙げられます。
モノによっては1,000円ほどから購入できる腕時計もあり、初めて時計を購入したという方の大半がクオーツ時計ではないでしょうか。
機械式時計は1日半から2日ほど置いたままにしてしまうと止まってしまい再度巻き上げをおこなわなくてはいけません。
その点クオーツは電池が切れるまで動き続けるので楽です。
精度に関しては機械式が日差+-20秒ほどですが、クオーツは月差+-20秒とズレが少ないため扱いやすいですね。
腕時計の種類 【電波ソーラー】
電波ソーラー時計は光によって充電され時計を動かします。
暗所に置いたままにしてしまうと稼働しなくなってしまいますが、光を当てればもと通り動きます。電波を受信するため時刻のズレはほぼありません。
時間を秒単位で気にされる方は電波時計をおすすめします。
電波ソーラー腕時計の有名どころはやはりCASIOのGショックでしょうか。
プライベートで電波ソーラーモデルのGW-M5610を6年間ほど愛用していますが、一度も故障していません。
Gショックのデメリットは少しデザインが子供っぽくなってしまうところですかね。
プライベートメインのファッション時計です。
性能はハッキリ言って最強の電波ソーラー腕時計です。
Gショック GW-M5610についてはこちらの記事をご覧ください。
\ GショックのGW-M5610 【 6年間愛用していて修理ゼロは最強 】 /
腕時計の種類 クロノグラフか三針か(デジタル)

腕時計の種類ではクロノグラフ・三針・デジタルに分類されます。
腕時計の種類 【クロノグラフ】
クロノグラフ=ストップウォッチという認識でOKです。
サイドにボタンがついていてスタート・ストップ・リセットで時間を計測します。
文字盤に積算計が3つ付いていて、それぞれ時分秒を計ることができます。
腕時計の種類 【三針】
三針は名前のとおり3つの針で時刻をあらわすシンプルな時計です。
腕時計の種類 【デジタル】
クロノグラフと三針と違い、針を使わない数字表示の時計です。
腕時計の種類 ステンレスバンドかレザーバンドか(ラバー)

最後はバンドです。
バンドは付け替えができるブランドも多いですが、中には1種類のみしか対応していない商品もあるので注意です。
腕時計の種類 【ステンレスバンド】
日本で1番ポピュラーなステンレス素材の金属バンドです。
水や汗に強いので日本の気候に適しています。
※金属アレルギーの方は注意が必要。
腕時計の種類 【レザーバンド】
名前のとおりレザー(革)素材のバンドです。
カーフ(仔牛)やアリゲーター(ワニ)、オーストリッチ(ダチョウ)など様々で素材によって値段も変わります。
水や汗に弱く夏場は適していません。
腕時計の種類 【ラバーバンド】
ゴム素材のバンドです。
水や汗に強く肌なじみもいいためダイバーズウォッチによく使用されているバンド素材です。
腕時計の種類の比較

腕時計の種類の比較をしていきます。
モデル / 特徴 | 【駆動】 | 【磁気・衝撃・振動】 | 【資産価値】 |
機械式 | ゼンマイ | NG | ブランドにより有 |
クオーツ | 電池 | ブランドによる | ほぼなし |
電波ソーラー | 光 | OK | なし |
資産価値についてですが一般的に高級時計と呼ばれる腕時計のほとんどが機械式となっていて、その中でも高精度や複雑機構(トゥールビヨン・ミニッツリピーター・パーペチュアルカレンダーなど)が搭載されているものが資産価値となる可能性が高いです。
一部例外なのはロレックスのスポーツモデル。
定価ではほとんど手に入らないことや10年使用した後に売却したとしても、定価同等の金額もしくはそれ以上の値段で取引されることが多いです。
ちょっとバブル的な部分もあるのでいつまで続くのか・・・。
腕時計の種類のおすすめ

上記であげた腕時計の種類を組み合わせたおすすめはこちら。
腕時計の種類のおすすめ① 機械式×クロノグラフ×レザーバンド

いい腕時計が欲しいと純粋に思うのであれば【 機械式 × クロノグラフ 】この組み合わせがダントツでおすすめ。
高級時計の象徴である機械式。複雑機構のクロノグラフ。
バンドはステンレスでもいいですが、海外で高級時計といわれるのはレザーバンドが多いです。
ちょっと背伸びした気持ちになります。
腕時計の種類のおすすめ② クオーツ×三針×ステンレスバンド

日本人が1番ポピュラーかつ使いやすい、購入しやすいのが【 クオーツ×三針×ステンレスバンド 】こちらの組み合わせ。
時計好きにというよりもビジネスでの1本目の時計として選ぶといいかもしれません。
ビジネスウォッチについてはこちらの記事をご覧ください。
\ 【 新入社員必見 】フレッシャーズに向けたワンランク上の人気ビジネス5選 /
腕時計の種類のおすすめ③ 電波ソーラー×デジタル×ラバーバンド

【 電波ソーラー×デジタル×ラバーバンド 】は完全プライベート用の趣味時計です。(笑)
僕はCASIOのGショックなどがメインですがとても使いやすく重宝しています。
良いものを買っても飽き性な僕が6年使い続けているというのは強くおすすめできるポイントです。
自分が気に入った時計を買おう:まとめ

①機械式かクオーツか ( ソーラー )
②文字盤がクロノグラフか三針か ( デジタル )
③バンドがステンレスかレザーか ( ラバー )
以上、腕時計の種類を選ぶ3つのポイントでした。
最終的には自分が気に入った腕時計を購入するのが1番です。
それでも決められないという方は、『 機械式・クロノグラフ・レザーバンド 』を選べば間違いありません。
高級時計ブランドについて知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
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